SEO(サーチエンジンオーガ)とは、GoogleやYahoo!などの検索した結果表示される記事の順位を上げる、対策を行う施策のことです。
5ページ目くらいまでを見たことはありますか?おそらくそこまで見ることは滅多にないでしょう。よくて見るのは2ページ目まで見るのが普通です。
上位に表示されればクリックされる確率が上がり、お客様に見てもらい、興味を持ってもらう率が上がります。
「どんなワードだと上位に表示されていくか?」
「どんなサイト構造にして行けば安定して検索上位に上がって行くか?」
それを解決するためにワードプランニングと内容記事の作成(骨格作成)を行っていくことがとても重要になってきます。
SEO対策の検索表示上知っておきたい課題
ビッグワードではほぼ勝てない
例えば「生命保険 オススメ」のような大多数が調べるワードで攻めたとしても、大企業やずっと昔から運用しているサイトが多数ある現状、これらの強豪を押しのけて上位に表示されることはほとんどありません。
月間かなりの検索数が望めて上位に表示されればかなりのアクセスと利益に繋がるため、数多の企業や個人が群雄割拠し、しのぎを削り合っている領域です。
関ケ原の合戦で鎧と武器を完備した強者が戦闘している中に、布切れ1枚と竹ヤリ装備の痩せた兵が飛び込むようなものです。
同じ領域で戦うのではあれば、
他の強者に並ぶまで何百もの質の高いをコンテンツを時間をかけて作ったり、
「戦場での医療に特化した人になる」みたいに新たな領域に参入していく必要があります。
アクセスが集まっても必ず成約に繋がるとは限らない
ホームページを持つ目的としては、自分のサイトを知ってもらって最終的にお問い合わせや顧客に繋がってもらうことになります。
そのためアクセスがたくさん集まることに越したことはありませんし、一つの大きな指標としてアクセス数がどうなっているかは重要なところです。
ですがもし、このようなケースだとどう思われますか??
ある有名な芸能人が「トマトの成分を利用した痩せるサプリ」をテレビやSNSで紹介していたので、実際にネットでサプリの情報を調べようとしました。
「ある有名人 サプリ トマト」で調べて該当のページを見てみると、そこはリフォームを専門とした工務店のホームページで、
ページ下にはリフォームの資料請求の案内ページが紹介されていました。
そのリフォーム工務店の案内ページどころか、他の関連ページも見ないと思います。
その工務店ホームページはアクセスを集めようと多くの人が検索するトレンドなページを作って上位に表示されるまでにページが成長しましたが、
これを調べて見に来た人は「痩せることに興味があるのであって」リフォームにはほとんど興味が無い客層です。
たとえ10000アクセスが集まったとしても、案内ページや他のページには数人行くか行かないくらいでしょう。
アクセス数はもちろん大切ですが、会社へ興味を持って顧客に繋がる人数の方がもっと大切です。
10000アクセスから1人お問い合わせに繋がるページよりも、100人のアクセスで5人繋がるページの方が価値があります。
お客様からしたら逆に「なぜリフォーム会社に痩せるサプリ?」と混乱やブランディング上の悪影響にも繋がりかねないケースです。
ただ有名人がサプリを紹介したページが悪いのではなく、これが「他の痩せるサプリの製造会社」であったり、「トマト関連の会社」であれば他のページを見たり、会社への興味やお問い合わせに繋がったでしょう。
ただアクセスを集めることだけを考えるのではなく、
「どんなお客様をターゲットとしてコンテンツを作成するか」
「どうアクセスにも繋げていくか」
このことをしっかり考えて、ワードプランニングとコンテンツを作成していく必要があります。